「オカメインコ(6) チーチャンの最期」 (2004.3.31)
バックナンバ

パグ犬の歌はこちら。

「チーチャン、さようなら!」

3月28日(日)朝、チーチャンが死んでしまいました。
木曜日辺りから元気が無くなり、ケージの隅でうずくまるようになりました。小鳥は元気が無くなると暖めてあげると良いと聞いていたので暖房器具で温風 をあててやりました。餌をあまり食べなくなりました。土曜日、電話で鳥を診てくれる病院を見つけて、チーチャンを連れて行きました。ケージの中の糞と、 嘔吐物の中の虫のような(種のような)小さい黒い粒を持っていきました。

先生は、黒い粒は餌の種が一旦胃袋の中に入って変色して出てきたものだと言いました。先生の診立てでは外傷とか怪我は無く、何か悪いバクテリアみたいなもののせいかも知れないと言って、注射(するところは見せてくれなかった) をして1日に2回飲ませる水薬とスポイドをくれました。

それですっかり安心して家に帰りました。次の日(日曜日)の朝早く、チーチャン を見に行くと、ケージの隅で元気無く、目を閉じてうずくまっていました。様子を見て、なんだかもう死にそうな気がしました。温風で暖めましたが、もう立つこと が出来ませんでした。

最期が近いと思って、私と家内と代わる代わる腕の中に入れてやりました。そ の内、チーチャンが目を閉じたまま尻尾を大きくゆっくり左右に振り始めました。 10回くらい続けたでしょうか。そう言う姿を我々は今まで見たことが有りませんでした。

それで、我々は、これはチーチャンが「さよなら」を言っているのだと思い、泣きました。それから暫くは心臓の拍動を羽根を通じて見ることが出来ました。でももう長く ないと思い、家内が「お父さん、抱いてあげなさい」と言うので私の腕に載せまし た。ひととき、そうしていました。そしていっときの後、チーチャンが急に大きく左 右の羽根を一杯に広げ、尻尾を大きく左右に振りました。本当に大きく見えまし た。それが最後でした。


そのあと脚が伸びたままになり、体が軽石みたいに軽く なりました。最後は黒い眼を開けたままでした。

左の写真は死んだあとのものです。まるで生きているみたいです。 死んでも綺麗なチーチャンです。しばらくは水仙の花の前で最後の写真のまま佇んでいました。